箱根を背にするものVS琵琶湖を制するもの は意味が全然違う話

箱根を背にするというのは、箱根の神様を背後に着けるという意味。

背にすると「箱根の神々の恩恵を受けて社会的に成功するんだよ」と、過去の人達が経験から導き出した答えで、信じる人には語り継いだ名言であり、教えであり、信じない人にとっては迷信なのかもしれませんね。

琵琶湖を制するとは、大津市にある瀬田の唐橋(からはし)を制することなんだそうですよ。唐橋は天下分け目の騒乱の舞台にもなっている要点でした。

江戸時代までは都の防衛上の問題から、瀬田川に架かる橋はこの唐橋しかありませんでした。そのため、天下を制覇しようとする者はこの橋を敵に先んじて渡り切ることが必須条件のように言われていたのだそうです。

これが「琵琶気を制するものは天下を制す」という名言であり、「そうなるよ」という断定であり、対策ですね。

箱根の話は、現在でも応用できる話でしたが、琵琶湖を制する話は、戦の時代の話ですから、今ではもう昔話ですね。

ということで、では、箱根神社を背にする方法は?

それは、定期的に箱根神社に正式参拝するということなのではないでしょうか?